保育科の概要

取得可能な資格・免許

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所定の単位を修得することにより、2年間で短期大学士(保育学)の学位、保育士証、幼稚園教諭二種免許状を取得することができます。
また、社会福祉主事任用資格※の取得も可能です。国家試験など特別な試験を受験する必要はありません。
※社会福祉主事任用資格とは、地方公共団体が設置する福祉事務所などでケースワーカーとして働くための資格です。

現在、幼稚園と保育所の機能を兼ね備えた「認定こども園」が各地で開園するなど、幼稚園と保育所の一体化を目指す動きが始まっています
そのため、両資格をもつ保育者の需要がますます高まっています。

保育士資格

保育士資格を取得することによって、次のような児童福祉施設に勤務することができます
●保育所 ●児童養護施設 ●乳児院 ●母子生活支援施設 
●障害児入所施設 ●児童発達支援センター※
●児童心理治療施設 ●児童自立支援施設 
●児童厚生施設(児童館・児童遊園)


このほか、児童相談所の一時保護所などに勤務することもできます
※障害児のための通所施設

幼稚園教諭二種免許状

幼稚園教諭二種免許状を取得することによって、幼稚園に勤務することができます。

社会福祉主事任用資格

地方公共団体が設置する福祉事務所などで保護・援助を必要とする人のために、相談・援助の事務、業務を行うための基礎となる資格です。

乳幼児応急手当認定資格(希望者)

乳幼児の救急処置に必要な知識と技術の基準を重点に習得し、緊急時に備えます。

乳幼児、小児を専門的に取りあつかった応急手当認定プログラムです。
修了後、2年間有効の認定カードが発行されます。

食育インストラクター3級(希望者)

現在、食生活の乱れが大きく問題視されており、心も体も成長途中で影響を受けやすい幼児期の「食」に関する教育が重要視されています。
そのため、幼稚園や保育所では「食育」の知識が求められています。
そのニーズに応えることができる資格が“ ”食育インストラクター”です。


◎受講内容
1.食育の基礎学
2.衣食住の伝承・しつけ
3.しつけと年齢
4.朝食と子どもの生活習慣・成長
5.お箸の使い方・配膳
6.食品ロス問題ともったいないの考え方

おもちゃインストラクター認定資格(希望者)

“遊び”の本質や“おもちゃ”の本当の役割を実際に手と身体を動かし、自分自身が遊びの楽しさを実感しながら、「遊びのプロ」を目指します。
4つのワークショップと4つのレクチャーで構成される体験型カリキュラム。
実際に手を動かし、楽しさを実感しながら、身近な材料を使ったおもちゃの作り方と指導方法を学ぶ6時間の講座になります。
修了者には「おもちゃインストラクター認定証」が授与されます。

カリキュラム構成

本学で学ぶ学生は、全員が保育士証および幼稚園教諭二種免許状の両資格を取得するために勉強しています。
そのカリキュラムは、豊かな知識と教養を身につけるための教養科目と、保育の理論と実践を学ぶための、実習を含む専門教育科目から構成されています。
◆教養科目
教養科目
外国語科目
保健体育科目

◆専門教育科目
保育・教育に関する科目
福祉に関する科目
保健・栄養に関する科目
保育の心理学に関する科目
保育内容・方法に関する科目